
転勤が決まって引越しをすることになったんだけど…。
どうやって引越し業者を選べば良いの?
本記事では、上記の疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

こんにちは!しばたです。
2013年1月に名古屋市から松本市へ家族共々引越してきました。
引越し業者を賢く選ぶ為に、僕の経験をお伝えしますね。
さて、転勤が決まったものの「一体どうやって引越し業者を選べば良いの?」とアドバイスが欲しい人も多いですよね?
実際、僕も引越し自体が初めてだったし、しかも急な辞令だったので、何を基準に引越し業者を決めて良いのか分からず、とても苦労しました。
当時、僕の周囲には転勤経験者もいなくて、情報を取るとしたらインターネット。
インターネットで”おすすめの引越し業者”を検索したところで、どれも違うことが書いてあるし、費用が安いだけで選ぶのはやっぱり不安…。
自費での引越しであれば出来る限り費用は抑えたいし、引越し費用が会社負担であれば、出来る限りお得に引越しをしたいですよね?
なので、この記事では僕の経験に基づいた”引越し業者の賢い選び方”について、お話ししていきます。
実例を挙げながら、僕が”引越しから学んだこと”や”これから引越し業者を探す人へのアドバイス”も残しますので、是非、最後までご覧ください。
約230kmの引越しをした”しばた家”の実例
それでは、さっそく”しばた家の実例”を紹介したいと思います。
しばた家の”基本情報”
家族構成:自分、奥さん、子ども(1歳)
部屋の間取り:2LDK
持って行くもの:一般的な家具(テレビや冷蔵庫、洗濯機など)、パソコン(デスクトップ)、パソコンボード、たんす、ソファー、こたつ、ベビーカー、バウンサー、雛人形など…
ピアノや美術品などの特別輸送品:なし
引越し時期:年末年始の連休中
特別大きな家具も無く、至って普通の持ち物しかありません。
32インチのテレビを置いていたテレビボードが少し大きめでしたが、どこの家庭にもそこそこ大きい家具はありますよね?
しばたが所属する会社の”会社規定”
・引越し業者3社以上から見積りを取り、最も経済的な業者を決定する
・ピアノや美術品などの特別輸送品の費用は負担しない
・荷物の開梱に掛かる費用は負担しない
”転勤に関する会社規定”では、「荷物の開梱は自分たちでやれ」となっていました。
業者に頼むとお金が掛かりますので、「まぁ仕方ないかな」と思っていましたが…とんでもない!!
先に言っておくと、荷物の開梱はめちゃくちゃ面倒なので、”お金を払ってでも業者さんに手伝って貰った方が絶対良い”です。
”会社規定”に従って引越し業者3社に見積り依頼
僕の場合、引越しまで時間が無いこともあって、適当に思いつくまま以下の3社に連絡をして、営業マンに来て貰いました。
①アート引越センター
②アリさんマークの引越社
③サカイ引越センター
当時の印象としては、引越しをする時期が”閑散期”と言うこともあって、どの営業マンも「是非、うちで!」と言う熱意ある対応だったことを覚えています。
引越し費用は、”アート引越センター”が1番高くて、”サカイ引越センター”が1番安かったですね。
ただ、価格差は5万円も離れておらず”15~20万円”が相場と言ったところでした。
最終的に”アリさんマークの引越社”に決定
最終的に”アリさんマークの引越社”に決めたのですが、その理由は以下の2つです。
①営業マンの対応が良かった
②”成約で家電を1つプレゼント”と言うキャンペーン中だった
3社共に営業マンの対応は良かったので、どの引越し業者を選んでも、しっかり対応してくれそうだなと感じました。
では、”何故、アリさんマークの引越社に決めたのか?”と言うと、”成約で家電が1つプレゼント”と言うキャンペーンに惹かれたからです。
見積り価格は3社中真ん中の175,000円でしたが、引越し費用は会社負担だったので、金額はあまり気にしていなかったですね。
会社のお金で引越しをして、なお且つ家電が貰えるなら…と言う欲深く単純な理由で決定(笑)
その際に貰ったデロンギオイルヒーター(10~13畳用)は、今でもしっかり活躍してくれていますよ。
会社規定では最も安い業者を選ばなければいけなかったので、1番安かったサカイ引越センターさんには、175,000円以上になる様に要望を付け足し、改めて見積書を貰いました。
少し悪いことしたなとは思いましたが、これもお得に引っ越すためなんです…。
引越し費用と作業内容のおさらい
引越し費用と、作業内容を簡単にまとめてみました。
引越し費用:175,000円
引越し時期:年末年始の連休中
部屋の間取り:2LDK
持って行くもの:一般的な家具(テレビや冷蔵庫、洗濯機など)、パソコン(デスクトップ)、パソコンボード、たんす、ソファー、こたつ、ベビーカー、バウンサー、雛人形など…
ピアノや美術品などの特別輸送品:なし
荷物の開梱手伝い:あり
”会社規定”では「荷物の開梱は自分たちでやれ」となっていましたが、引越し業者へ最終見積りを依頼する際には、3社共に”荷物の開梱の手伝いあり”にしていました。
その理由は、後ほど詳しくお話ししますね。
荷下ろしの際にちょっとしたトラブル発生
引越しに準備されたトラックは2トントラック(恐らくロング)だったので、アパートの駐車場にもすんなり入って来れました。
希望時間通りに到着してくれた作業者さんは、無口で誠実そうな2名。
こちらの要望に合わせて、洗濯機や冷蔵庫、食器棚など淡々と運んでくれましたが、やっぱりトラブルは付きものですね。
搬入時の際、”洗濯機ラックの破損”や”テレビボードへのキズ”は発生しました。
それは仕方ないと思うのですが、その後の対応がちょっと…。
引越しに際しては、”営業マンと作業者の熱量の差はある”と思っていた方が無難かなと思いました。
それ以外は特に不満はなく、開梱を手伝って貰ったお陰で、作業がとてもスムーズに進みました。
”開梱の手伝いあり”にしておけば、ゴミになった梱包資材やダンボールを持ち帰ってくれるので、とても楽ですよ!!
初めての引越しを終えた時に感じたこと
ここでは、初めての引越しを終えてみて、”実際に感じたこと”や”事前に知っておいた方が良いこと”を紹介します。
- 引越し費用はどの業者も似たり寄ったり
- 見積り内容はどうにでもなる
- 営業マンと作業者には熱量の差がある
どう言う事なのか、具体的に1つずつ解説していきますね。
引越し費用はどの業者も似たり寄ったり
業者毎にある程度の見積り基準はあると思いますが、簡単に言えば”荷物を運ぶだけ”なので、そこはあまり差が無いのかなと感じました。
その理由は、どの営業マンも「他社の見積り価格はどうでしたか?」という質問の後に、「必要であれば、他社の見積り価格に合わせます」と言う提案をしてくれたからです。
きっと、どの営業マンも”相場は15~20万円位だろう”と踏んでいたんだと思います。
また、閑散期なので仕事が無いよりはあった方が良い…と言うことなのかもしれません。
なので、”少しでも引越し費用を抑えたい”と言う方は、きっと”各業者の見積り価格を把握してから値切る”ことも可能だと思います。
それ位、最初の見積り価格は”曖昧なモノ”だと感じました。
見積り内容はどうにでもなる
”見積り内容がどうにでもなる”と言うのは、”見積り内容はこちらの要望に応じて変えてくれる”と言うことです。
僕の場合、”荷物の開梱の手伝いあり”と”なし”で見積りをお願いしようと思っていましたが、最初に見積りをしてくれたアート引越センターさんが、「”開梱の手伝いあり”にして、見積り詳細に書かないこともできます」と言う提案をしてくれたんです。
「そんなことできるんですか!?」と驚きましたが、他の2社も全く嫌な顔もせず、同じ様に対応してくれました。
どうやら、それが普通みたいですね…。
なので、実際の引越しでは開梱の手伝いをして貰いましたが、会社へは”開梱の手伝いなし”の内容の見積書を提出し、それでちゃっかり承認を貰いました(笑)
引越しをして初めて知りましたが、開梱作業って本当に大変なんですよ。
また、1度見積りをして貰っても、後から要望を付け足すこともできるので、僕の様に引越し業者を決めてから、他社に要望を伝えて見積り価格をUPさせることもできますからね。
お得に引越せる方法を、よく考える必要があるなと思いました。
営業マンと作業者には熱量の差がある
実際の引越しでは、営業マンが監視役で付き添う訳ではないので、満足度も”当日の作業者による”と言うことです。
作業者に当たりもあればハズレもある…。
「このお客は値切ってきたから性格の悪い作業者を付けよう」なんて考える業者はありませんよね(笑)
僕の場合、引越し費用は会社負担なので、”値切る”ことをしなかったにも関わらずトラブルは起きましたから…。
引越し比較サイトでどの業者の口コミを見ても、良い評価もあれば悪い評価もあります。
今のご時世、どの業者も一定の社内教育は実施されていますので、”作業者の良し悪し”については、差が無い様に感じます。
どの作業者に当たるかは、”運”ですね。
引越し業者を賢く選ぶポイント
ここでは、僕の経験を踏まえて”引越し業者を賢く選ぶポイント”を紹介します。
- 各引越し業者のサービスを知る
- 開梱費用は見積書に記載しない
これも、具体的に1つずつ解説していきますね。
各引越し業者のサービスを知る
これは、”見積り価格だけで引越し業者を決めない”と言うことです。
時期に応じて、キャンペーンを実施している業者もあるので、価格だけではなくサービス内容も把握した上で、総合的な判断をした方がお得に引越しができます。
実際、僕はタダでデロンギオイルヒーター(10~13畳用)を手に入れることが出来た訳ですが、価格を調べたら5万円もする代物でしたからね。
これは本当にラッキーでした。
なので、引越しまで時間に余裕があるのであれば、見積り比較サイトで”見積り価格の高かった業者”でも、1度話を聞いてみることをオススメします。
開梱費用は見積書に記載しない
身を持って感じたことなので何度も言いますが、”開梱作業は絶対に手伝って貰った方が良い”です。
自分たちだけでやろうとすると、本当に大変だと思います。
開梱する度にゴミも増えるし、そのゴミも片付けなければいけない…。
僕の場合、1歳になる子供がいたので、当然、開梱作業中にジッとしてくれる訳も無く、奥さんが子供の面倒をみて、僕が開梱作業をすると言う役割でした。
作業者さんが手伝ってくれたから良いものの、僕1人だったら途中で諦めて、暫く家の中はグチャグチャのままだったと思います。
「開梱作業費を見積り詳細に記載しないで」とお願いすれば、問題なく対応してくれるので、引越し費用を会社が負担してくれる場合は、これをやらない手はないですよ!!
賢く引越し業者を選ぶ為にやるべき4つの手順
最後に、”これから引越し業者を探すぞ”と言う方に向けて、やるべき4つの手順をお話ししますね。
見積り比較が終わったら、目星を付けた引越し業者を呼んで、直接見積りをして貰いましょう。
業者によって価格差はあると思いますが、この時の見積り価格を鵜呑みにしてはいけません。
直接、見積り価格を把握したら、キャンペーンやサービス内容を確認してみてください。
ここでも言いますが、引越し業者を賢く選ぶポイントはこの2点ですよ。
①各引越し業者のサービスを知る
②開梱費用は見積書に記載しない
価格とサービス内容を把握したら、引越し業者を決めましょう。
どこも同じ…と言うことであれば、この段階で引越し費用を値切っても良いですね。
最終見積書は、この段階で作って貰えば良いんです。
作業者の良し悪しは運任せなので、後はスムーズに終わることを願いましょう(笑)
まとめ:引越し業者の賢い選び方
今回は、名古屋市から松本市へ家族共々引越してきた僕が、”引越し業者の賢い選び方”について紹介しました。
本記事をまとめると、以下の通りです。
- まず引越し費用の相場を把握する
- 各引越し業者のキャンペーンやサービスを把握する
- 会社に提出する見積書こそ開梱費用は記載しない
- 作業者には当たり外れがあることを頭に入れておく
これらを頭に入れておくだけで、自費での引越しでも会社負担の引越しでも、お得に引越しをすることができます。
会社負担であれば、よりお得に引越しできる方法を選びましょう!!
これから、引越し業者を探す方や、将来、転勤や引越しが待ち受けている方は、参考にしてみてください。
