
コースでお金が掛かるのに、練習場でもお金使うのはちょっとな…。
家で簡単に練習できるオススメの室内練習用クラブってないの?
本記事では、上記の疑問を持つ方に向けて記事を書いています。

こんにちは!しばたです。
ゴルフにハマって3年目で70台を出しました。
たくさん練習場に足を運んだかと言うとそうではなくて、普段から室内での素振りをメインに練習を行っています。
さて、あなたもお金を掛けずにスコアアップできる方法を探しているのではないでしょうか?
そりゃそうですよね。
ただでさえプレー代で1万円もするのに、お小遣い制のサラリーマンゴルファーにとって、”練習にまでお金を費やしたくない”と言うのが正直なところだと思います。
僕も昔は、「上達するには練習場へ行って、たくさんボールを打たなきゃいけない」と思い込み、練習場に多くの時間とお金を費やしてきました。
しかし、それが「もったいないなぁ」と思った時から”どうにかお金を掛けず、効率的にスコアアップできないか?”と試行錯誤を繰り返し、主な練習を”室内での素振り”に移行していったんです。
するとどうでしょう?
3年目には”80”を切り、4年目にはフルバックから”73”が出せるまでに上達しました。
”室内での素振り”だけでも上達することができるんですよ!!
では、数ある練習器具の中で、どれを使えば良いのでしょうか??
この記事では、周囲から練習器具マニアとも言われている僕が、実際に使ってみた上で特にオススメする”室内練習用クラブ5選”について、紹介していきます。
お金を掛けずに効率良くスコアアップを目指したいという方は、是非、最後までご覧ください。
室内練習用クラブを探す前に把握しておくこと
そもそも、スコアアップには何が必要なのでしょうか?
室内練習用クラブをご紹介する前に、どんな練習をする上でも重要な”スコアアップに必要な3つの要素”について、先にお話していきます。
- クラブを振る筋力
- ボールを真っ直ぐ飛ばすフェースの向き
- 同じスイングを行う再現性
予め、この”3つの要素”を理解した上で取り組めば効率的にスコアアップに繋がりますので、具体的に1つずつ解説していきましょう。
クラブを振る筋力
ゴルフは、予めグリーンまでの距離が決まっているので、ボールを遠くに飛ばせる人のが圧倒的に有利になります。
では、どうしたらボールを遠くに飛ばせるか?と言うと、単純にクラブを早く振るしかありません。
その為には、どうしても”クラブを早く振る筋力”が必要になります。
”野球をやっていた人は上達が早い”と言われるのは、棒を振ることに慣れていて、そこそこ振る筋力が付いているからなんですよね。
どれだけ真っ直ぐにボールを飛ばせても、飛距離を稼ぐことができなければ、その分打数も増えていってしまいます。
なのでスコアアップの為には、ボールを遠くに飛ばす”クラブを振る筋力”が重要なんです。
ボールを真っ直ぐ飛ばすフェースの向き
スコアアップの為には、OBを出さない様にすることが絶対条件です。
OBを出さない様にするには、”それなりにボールを真っ直ぐ飛ばす”必要があります。
では、どうしたらそれなりにでもボールを真っ直ぐ飛ばせる様になるか?と言うと、ボールを打つ時に”ボールが飛んでいく方向(飛球方向)にフェースが向いているか”が重要になります。
当然のことながら、フェースが右に向いていれば、ボールも右に飛んでいきますよね?
どんなにキレイなスイングをしていても、正しいフェースの向きでボールを捉えることができず、OBばっかり出していれば”下手くそ”と言う烙印を押されてしまいます…。
逆に、どんなに個性的なスイングでも、常にボールを真っ直ぐ飛ばせていれば”上手な人”となります。
”ゴルフは結果が全て”ですからね。
なので、スコアアップの為にはボールを真っ直ぐ飛ばす”フェースの向き”が重要なんです。
同じスイングを行う再現性
ゴルフは、1発2発良いボールが出れば良いかと言うとそうではありませんよね?
ドライバーもアイアンも、毎回ボールを真っ直ぐ飛ばせないと、とてもスコアアップに繋がってくれません。
では、どうしらた毎回ボールを真っ直ぐ飛ばせるか?と言うと、”毎回、同じスイングでボールを捉える”必要があります。
ダフったり、トップしたり…そんな話を耳にしたことがあると思いますが、それはナイスショットした時と同じスイングができていない証拠なんです。
毎回同じスイングを行う為には、自分のスイングを体に覚え込ませなければいけません。
コンペ前に練習場で1,000球打つより、毎日50回の素振りです。
体に覚え込ませるためには、反復練習しかないんですよね。
なのでスコアアップの為には、毎回”同じスイングを行う再現性”が重要なんです。
何故、室内素振りだけでスコアアップできるのか?
練習場に行くと、少なからず教えたがりの”教え魔”と呼ばれる人が存在するのですが、自分の考えだけを押し付けてくる教え魔の言うことは、絶対に聞いてはいけません。
その理由は、”スイングは人それぞれ”だからです。
そもそも身長や体重、筋肉量や可動域の広さが人それぞれ違うのに、同じスイングができると思いますか?
みんながみんな同じスイングができないので、個人差が生まれるんです。
にも関わらず、自分の考えだけを「あーでもないこーでもない」と押し付けてくる教え魔の言うことを聞いていると、頭もスイングもグシャグシャになってしまい、何一つ良いことがありません…。
もしあなたが初心者の場合、以下のアドバイスをされた時は特に注意が必要です。
①グリップはウィークグリップじゃなきゃダメ
②クラブは外から上げる
③アプローチで手首を使っては(コックをしては)ダメ
これらは全て、教科書に書いてある様なオーソドックスな内容ですが、拘り過ぎてしまうと先に進めないので、無視しましょう。
必ずしも『一流プレイヤー = 一流の指導者』とはなりませんからね。
先程もお伝えした通り、スイングは人それぞれですので、僕が教えるとすると以下の通りです。
①グリップは好きな様に握れば良い
②クラブを上げる軌道は関係なく、耳の後ろに上げる感覚だけで良い
③アプローチはどんな打ち方でもカップに寄れば良い
”ゴルフは結果が全て”ですから”自分流の下手固め”でも、プロを目指す訳じゃないので、自分流を極めてしまえば全く問題ないんです。
最初の内はとにかく、どんな打ち方でも”ボールを真っ直ぐ打つ感覚”を味わう様にしてみてください。
そうすれば、きっとゴルフが楽しくなってきますよ!!
スコアアップに繋がる室内練習用クラブ5選
では、ここから室内練習用クラブのオススメ5選をご紹介します。
価格や使い勝手を考慮して、オススメ度を☆で表してみたので、是非チェックしてみてください。
オススメ度☆☆:宮里流ラケットスイング
長さ:約62cm、重さ:約220g
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誰もが知る宮里三兄妹をトッププロに育て上げた父でもあり、コーチでもある宮里優氏独自の指導方法である”宮里流”。
フェースの広いバドミントンラケットをゆっくりスイングすることで、アドレスからインパクトまでのフェース面の向きを確認できます。
また、グリップが最も重要な要素のひとつだと考える宮里流理論に基づいたモデルグリップをつけることで、理想のスイングを正しい握り方で学べます。
フェース面を確認しながら、ゆっくりスイングすることがポイントですね。

宮里流と聞くだけで安心感がありますよね。
ただ、軽いモノをゆっくり振るのって意外と難しく、とても地味な練習になるので、長く続けるには根気が必要になります。
オススメ度☆☆☆:カチットトレーナー リアルグリップ
長さ:27インチ(約70cm)、重さ:約550g
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ゴルフ5アドバイザーの金谷多一郎プロがオススメする”カチットトレーナー”。
矯正グリップ仕様ですので、正しいグリップを覚えることができます。
ライ角が付き、実際のクラブと同じ重心距離で設計されていますので、クラブヘッドの重みを感じながら、実際のクラブと同じ振り心地を体感できます。
その名の通り、インパクトでカチッと音をさせることがポイントですね。
手打ちを改善したい、タメを作りたい、飛距離を伸ばしたい人に効果的です。

インパクトでカチッと音が鳴るのが心地良いですね。
ただ、本当にインパクト時に鳴っているのかを聞き取ることが難しいです…。
オススメ度☆☆☆☆:フレループショート
長さ:32インチ(約82cm)、重さ:580g
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小林佳則プロが発案・監修した”フレループショート”。
テイクバックからフィニッシュまで何度も連続して、大きな円を描く様にスイングすることで、オンプレーンが体感できます。
正しいスイングができていないと、フォロースイングがしにくかったり、連続してスイングができなかったり、すぐに違和感を感じられるところがポイントですね。
フレループショートで素振りをすることで、自然と正しいスイングが身についてくれます。

間違ったスイングだと、すぐに違和感を感じられるのは良いですね。
とても面白いトレーニング器具です。
ただ、この値段だとすぐに飛びつけないですね…。
オススメ度☆☆☆☆:ワンスピード ショートタイプ
長さ:35インチ(約90cm)、重さ:グリーン 約680g、レッド 約900g
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倉本昌弘プロが監修した素振り専用のトレーニング器具”ワンスピード”。
持った時の重さが左右で異なり、しなりを感じながらスイングすることで、スイングのリズムを整え、体幹を使ったスイングと飛ばしのコツが身につきます。
軽い方と重い方を、使い分けられるのがポイントですね。
長さが約90cmあるので、室内でも周囲に十分な配慮が必要になります。

とにかく持っているとカッコ良い。
エリートグリップ愛用者にはたまらないトレーニング器具ですね。
ただ、値段が高いのがちょっと…。
オススメ度☆☆☆☆☆:スイングアドバイザー
長さ:約65cm、重さ:約1,000g
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矯正グリップ仕様ですので、正しいグリップを覚えることができます。
また、素振り用クラブの中では重たい方なので、筋力アップと共に、からだ全体を使ったスイングが身につきます。
フェースの向きが確認できるのもポイントですね。
フェースの向きを意識しながら素振りをすることで、理想的なスイングプレーンをからだに覚えさせることができます。

僕も愛用しています。
重たいので、暫く振っているとかなり疲れます。
振る筋力を鍛えられながら、フェースの向きも確認できるのが良いですね。
コスパの高さは、群を抜いていると思います。
室内練習用クラブを使ったオススメの練習方法
オススメの練習方法は、”スイングプレーンやフェースの向きを意識しながらの素振り”です。
やはり、ボールを真っ直ぐ飛ばすためには、フェースの向きを意識しなければいけませんからね。
僕は、スイングアドバイザーを使って、全身鏡を見ながら早く振ったりゆっくり振ったりを繰り返し、常にスイングプレーンとフェース面を意識する様にしています。
とにかく、自分のスイングを体に覚え込ませることが大事です。
振る筋力もついたおかげで、飛距離アップにも繋がりました。
まとめ:オススメ室内練習用クラブ5選
今回は、僕がオススメする”室内練習用クラブ5選”についてお話しました。
本記事をまとめると、以下の通りです。
- 宮里流ラケットスイングで、正しいグリップとフェースの向きを確認
- カチットトレーナーで、飛距離アップの筋力を養う
- フレループで、正しいスイング軌道を体に覚え込ませる
- ワンスピードで、飛距離アップの筋力を養う
- スイングアドバイザーで、正しいスイング軌道を体に覚え込ませ飛距離アップの筋力を養う
”スコアアップに必要な3つの要素”を意識しながら室内での素振りをコツコツ行うことで、確実にスコアアップに繋がってくれます。
お金を掛けずに効率良くスコアアップを目指したいという方は、参考にしてみてください。

